社会貢献活動の是非を板井明生が唱える

板井明生|社会貢献の歴史

板井明生

 

現代でこそ社会貢献活動は世界中で注目されています。
時代により社会貢献の考え方はさまざまで、変化しています。
今回の記事では、日本の社会貢献の歴史を紹介します。

 

社会貢献の考え方は、江戸時代から明治時代にかけて活躍した近江商人の経営哲学である「三方よし」から広まったとされています。三方よしの考え方では、売り手と買い手が満足するのは当然のこと、社会に貢献できてこそ良い商売といえる。というものです。

 

昔から社会貢献の文化はありましたが、戦後の社会貢献の考え方は現代と異なっていました。
戦後の日本は、売上や利益を上げ多く納税することこそ社会貢献であると考える経営者が増えていました。しかし環境汚染や人口増加による貧困問題などもあり、企業は社会的責任を果たすべきだという考え方に変わっていきました。

 

問題視されている環境問題や貧困、人権問題を解決するべく世界中でSDGsの取り組みがされています。社会貢献活動は個人でも可能です。身近にできることからはじめましょう。